2016年8月1日月曜日

豚っく 御徒町の「十勝豚丼」 1200円

吉野家などで豚丼が安く提供されていることもあって、豚丼の一般的な認知度はかなり高いのではないかと思います。豚肉をご飯の上に乗せただけと思われるでしょうが、そもそも豚丼は北海道十勝の立派な郷土料理です。
東京で十勝の豚が食べられる貴重なお店「豚っく」に行ってきました。注文はもちろん「十勝豚丼」です。


「十勝豚丼」は並サイズで1200円。かなり奮発しました。豚肉の種類を、ロース、バラ、2種類のハーフ、いずれかを選べます。色々味わってみたいので、ロースとバラのハーフで注文しました。
写真の左側4枚がロース、右側4枚がバラ肉です。
運ばれてきたタイミングでは、丼にフタが重なっていましたが、肉がはっきりはみ出ているのが豪快でもあり、ちょっとおかしくもありました。

十勝豚丼は、煮込むのではなく、豚肉を一枚ずつ丁寧に焼いているのが一番の特徴です。時間も手間もかかりますが、その味は唯一無二。肉の食感、確かな歯応えを楽しめます。
ロースは脂身が少なめ、一方バラ肉は脂身多めで柔らかめ。個人の好みによるとは思いますが、バラ肉のほうが美味しいと思いました。
ちなみに、ネギが苦手な人は、ネギ抜きにもできます。

最初に運ばれてくる前菜のサラダです。豚丼とはいっても、注文を受けてから作り始めるスタイルのようなので、すぐに豚丼は運ばれてきません。気長に待ちましょう。

備え付けのキュウリのピクルスです。牛丼や豚丼には紅生姜というイメージが一般には強そうですが、このピクルスはものすごく相性が良いです。生姜のような酸味ではなく、深い味わいを持ち父もサッパリとした切れがとても良いです。これとご飯だけでお茶漬けにしたら、それだけでもすごく美味しいのではないかと想像します。

豚丼用のタレです。肉丼ではちょっとみかけない気がします。こってりした味わいがお好きな方はどうぞ。

ランチは、基本的に十勝豚丼がメイン。小サイズ780円からメガサイズ2700円まで幅広い価格帯。
薄切りの豚肉を巻いたぶたまる丼というものも小サイズ950円から。

ランチタイムは豚丼専門店のような使い方にはなりますが、ファーストフードのように食べ終わったらすぐ出なくてはいけないという感じでもなく、お酒をじっくり楽しめる夜の営業もあります。
夜にはもっと豪華な肉料理もたくさんあるようです。
美味い肉と酒さえあれば良いという人にもオススメです。


豚っく 御徒町
十勝豚丼(並 ハーフ&ハーフ) 1200円

東京都台東区上野3-18-4 蓬莱ビル 1F
営業時間:
月~土/11:30~14:30(L.O14:00)17:30~24:00(L.O23:00)
日・祝/11:30~22:00(L.O21:00)
定休日:無休
座席数:48席 (カウンター14席、掘りごたつ席34席)
たばこ:喫煙可(カウンター席のみ12:00~13:00禁煙)