2016年3月8日火曜日

恵園 香港居酒屋の「海南鶏飯(はいなんじはん)」 880円

中国と言っても、地方によって料理や味付けは様々、四川や湖南は辛い料理がメインだし、北京は水餃子やジャージャー麺、北京ダックが有名です。「恵園 香港居酒屋」は名前通り、香港、広東系の料理が有名……かと思いきや、メニューの幅が広い中華料理店でした。
メニューも色々ありましたが、今まで聞いたことのない海南鶏飯(ハイナンジハン)シンガポール風を注文。テーブルにでてくるのがすごく早い。


ライスとチキンをメインに、それを囲む布陣としてサラダとスープ、お漬物とデザート、タレが2種類あります。

パッと見た目では、チャーハンとそんなに変わらない雰囲気ですが、鶏肉の味付けが凝縮されたライスです。調理方法を調べてみたところ、”ニワトリの脂で炒めた白米を、ニワトリを茹でてとったスープで炊いた、雞油飯と呼ばれるご飯に、茹でたとり肉のぶつ切りが添えられ、多くの場合上記のスープと共に供される”ようです。(Wikipedia引用)
日本米ではなく、タイ米を使っているようでちょっと固めですが、この料理は歯応えがあるほうが美味しいです。そして、上側に添えられた鶏肉も柔らかくも旨味が濃くてたまりません。これは毎日食べたい美味しさ。都内ではなかなか海南鶏飯が食べられる店が少ないので、本当に貴重です。
ちなみにタイ、タイ料理店ではカオマンガイという名前で提供されています。名前は全然違いますが、定義的には同じもののようです。

ランチメニューの一部です。一般的な中華料理に混じって海南鶏飯だけがちょっと異質。
定食はライスがおかわりできるので、お腹いっぱい食べたい人にオススメ。

上野駅の浅草口をまっすぐ北に、もしくは入谷口をでてすぐ見える位置にある中華料理店です。
建物がオレンジ色なのですぐに見つけられると思います。



恵園 香港居酒屋
海南鶏飯(シンガポール風)880円

東京都台東区上野7-7-5 東欧ビル1F
営業時間:
ランチ/11:00~17:00
ディナー/17:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:無休
座席数:36席
たばこ:喫煙可