2016年4月27日水曜日

リトルサイゴンキッチンIIの「レモングラスポークの汁なし麺」1080円

気になっていたお店がランチ完売だったのですが、それがきっかけで見つけたリトルサイゴンキッチンIIに行ってきました。
サイゴンという名前からわかるようにこちらはベトナム料理店です。(サイゴンはベトナムの都市、ホーチミンの旧名です)
ランチセットは3種類ある中から、食べたことも聞いたこともない「レモングラスポークの汁なし麺」を注文してみました。


左がレモングラスポークの汁なし麺、右側の2皿がセットになっているサラダとミニ春巻きです。ミニ春巻きは、薄皮のパリパリしたようなものではなく、厚めでザクザクした感じ。肉と野菜の包み揚げと表現したほうが近いと思います。となりの小皿には、香りがやや強いオイリーな調味料がはいっていました。


汁なし麺という名前通り、白いフォー(米の麺)の上に具材が乗っているだけで特に汁っぽいものはかかっていません。中華料理店にある汁なし担々麺と違って、本当にかかっていません。
ただ、このまま食べてもあまり美味しくはないので、小鉢の調味料をかけて混ぜあわせてからいただきます。

混ぜあわせてから食べるところは油そばのような印象がありましたが、実際にはどの麺とも全く似つかないオリジナルの麺でした。フォー自体は形状がストレートで、味がほとんどなく簡単に噛み切れます。主張が弱い麺ですが、調味料で味付けをすることが前提になっているのだと思います。
それ以外にはいっていた具材は、肉、レタス、きゅうり、ナッツなどさまざま。歯応えのあるものとないものが混ぜ合わさった不思議な食感が生まれます。
あまりにもザックリした料理なので、荒っぽい男の料理という感じですが、味わったことのない美味しさがありました。秘密はやはり後からかけた調味料でしょう。液体なので、何が入っているのかはわかりませんでしたが、ちょっとしょっぱい中にもスッキリとしたレモングラスの香りを感じる東南アジアらしい一品でした。

ランチメニューは大きく分けると、麺類、バンメイ(ベトナム風のサンドイッチ)の2種類になります。表示価格はいずれも税抜きとなっています。

近くにやや飲食店の少ないところにあるリトルキッチンサイゴンIIです。店名通りこちらは2店舗目で、1店舗目は稲荷町駅近くにあります。最近オープンしたばかりのようですが、もともとは蕎麦屋だったようです。





リトルサイゴンキッチンII
レモングラスポークの汁なし麺 1080円

東京都台東区東上野1-19-8 向井ビル1F
営業時間:
火曜日/17:00~23:00
水~金/12:00~15:00 17:00~23:00
土日祝/12:00~15:00 17:00~22:00(土~23:00)
定休日:月曜日