2016年6月23日木曜日

沖縄ダイニング 和海(なごみ)の「もろみ豚バラ肉の生姜焼き定食」 1,000円

上野には何百という飲食店がありますが、ランチは木曜日しかやっていないというレアなお店、沖縄ダイニング 和海(なごみ)です。かなりの人気店らしく、お店の前で列になって待ちました。ランチで並ぶことは滅多にないのですが、1周間に1度のランチ営業で行列ができているというだけで、期待が高まります。


本命は数量限定のミルフィーユカツでしたが生憎の売り切れだったので、名前だけでも美味しそうな「もろみ豚バラ肉の生姜焼き定食」を注文しました。汁物のかわりに麺類があったり、ちんすこうがついていたりするところに、沖縄らしさを感じます。

もろみ豚とは、石垣島で育てられた豚のことで、やわらかく味わいのある肉質と、甘みのある脂身が特長のようです。味付けこそは生姜焼きそのものですが、噛みしめると確かに甘味をじんわりと感じます。とても良い肉です。左側の赤い肉は、沖縄では定番のスパムで、塩味が濃い目のハムです。それぞれ甘味と塩味が対比になっていて、交互に食べ比べてみるのが面白いです。

こちらは、ミニ八重山そばです。沖縄はソーキそばが有名ですが、八重山そばでは豚の赤身肉とカマボコなどが使われるようです。そばとは言いますが、麺は太くややうどん寄りで、コシがやわらかめでした。あっさりした甘味のある味わいで、たくさん食べてもお腹に持たれ無さそうです。

もずくは生で食べるものだとばかり思っていましたが、まさかの揚げ物です。見た目の割に、軽めでざっくりした感じです。もずくの繊維のつなぎが強めで、油揚げに近い感覚があります。味が極めて薄いので、塩か醤油で味付けするのがいいでしょう。なかなかレアな食べ物だと思います。

備え付けの調味料は、沖縄由来のもので揃えられています。左から、塩、一味唐辛子、泡盛の唐辛子漬です。泡盛は、アルコール臭が強めかつ辛味も強く効いています。一癖も二癖もある調味料ですが、沖縄らしさを堪能できると思います。

沖縄の郷土料理ランチメニューが各種そろっています。

ランチ営業は木曜のみの沖縄ダイニング 和海(なごみ)です。週一営業ということもあって、毎週行列ができるようです。ここのランチを食べてみたいという方は、時間に余裕を持って早めに行くのがオススメです。



沖縄ダイニング 和海(なごみ)
もろみ豚バラ肉の生姜焼き定食 1,000円

東京都台東区東上野1-20-8 第3津多屋ビル1F
営業時間(ランチ):木(平日) 11:30~14:00
営業時間(ディナー):月~金 17:30~24:00(L.O.23:30)、土曜17:30~23:00(L.O.22:30)
定休日:日曜・祝日
座席数:34席
たばこ:分煙(ランチタイムは全席禁煙)