2016年6月2日木曜日

台湾料理居酒屋 三和の「魯肉飯(ルーローハン)」 650円

中国と韓国は地理的に近いということもあって、日本国内で食べられる外国料理の中ではもっとも割合が高いのですが、台湾は同じくらい近いのに、あまり店舗数がないのが残念なところです。
台湾料理は中華料理とやや似ているのですが、台湾の定番料理は日本でみつけるのがなかなか難しいところです。今回行ってきたのは、本格的な台湾料理を出してくれる「台湾料理居酒屋 三和」です。


台湾といえば、魯肉飯(ルーローハン)が個人的に一番のお気に入りです。という訳で魯肉飯(ルーローハン)を注文しました。平均的な魯肉飯は、小さめの茶碗に入っていてガッツリ食べるメインの料理としてはあまり提供されません。こちらの魯肉飯は、米を主食として扱う日本人向けにアレンジされた特別な魯肉飯です。スープ、お漬物、デザートの杏仁豆腐あり、肉と野菜がほどよくはいっていて、食べた後の満足感は保証できます。

魯肉飯は、漢字の中に魚が入っていますが、実際は魚ではなくバラ肉など脂身を多く含んだ豚肉を細切れにして甘辛い煮汁で煮込んだものをご飯にかけた料理です。牛丼にも似たB級グルメ的な料理で、現地では日本円で100円くらいの価格で食べられます。無心でかきこめる病みつきになる美味しさです。レモンが添えられているのは、ここのお店のオリジナルだと思います。ややこってりした肉の味わいに対してのアクセントになります。最初はレモンをかけずに食べて、中盤くらいでレモンをかけるのがオススメです。


ランチで食べられる定食メニューです。ほとんどが中華料理ですが、味付けが少し台湾らしいような感じがします。健康志向の具材が入っている薬膳ラーメンというものもあるようです。

お店の入り口は1階ですが、入ってすぐの階段を登った先の2階が客席になっています。
ちょっと前までは四川料理「蜀の香」というお店が入っていたようですが、三和になったのは最近のようでした。
国内で食べた魯肉飯は、ここのお店がダントツで美味しいと思います。超オススメです。



台湾料理居酒屋 三和
魯肉飯(ルーローハン) 650円


東京都台東区東上野1-14-14
営業時間:11:00~24:00(L.O. 23:30)
定休日:日曜日
座席数:40席
たばこ:一部禁煙