2016年6月8日水曜日

ボクチョリの「プルコギ定食」 880円

外に向けたお客さんの商売は、できるだけ多くの人に来てもらう必要がある福笊籬と思うのですが、知ることができないとなかなか行くこともできません。
今回は、上野の中でも比較的人通りの少ない裏道を通って見つけた、韓国料理店「福笊籬(ボクチョリ)」に行ってきました。
ちなみに、福笊籬とは年末から年始にかけて飾られる、縁起担ぎの品物のようです。


色々ランチメニューがありましたが、注文したのはプルコギ定食です。
選んだ理由は、肉の物量が一番多そうに見えたからですがその選択は間違っていなかったようです。
味噌汁ではない白いスープがなんなのかはよくわからないのですが、薄味系でちょっと甘目ですね。塩味系ではないので微妙に違和感がありますけども、韓国料理店ではスタンダードではないかなと思います。


プルコギの名前の意味ですが、プルは火、コギは肉を意味します。
直訳してしまうと焼肉になりますが、中身としては醤油ベースで甘く味付けした牛肉を野菜といっしょに炒める家庭的な料理です。韓国風肉野菜炒めといってもいいでしょう。
期待通りの味で、ご飯との相性は抜群。肉の味付けは濃い目ですが、細切りの野菜がはいることで味付けだけでなく、栄養面もちょうど良いバランスになっていると思います。韓国料理特有の辛さはまったくなく、誰でもオススメできる一品です。

順番が逆になりますが、注文直後は前菜のサラダ、3種盛りの漬物が運ばれてきます。
どれも、野菜に一手間を加えたものになっていて、味付けが少しずつ違うのが面白いところです。
右側2品分は、ちょっと辛めなので苦手な人もいるかもしれません。

また、写真上のキムチは食べ放題です。

ひとつ前の写真にあった、食べ放題のキムチです。テーブルにひとつずつ壺が備え付けられており、自由に取り分けて食べられます。
はっきり言ってしまいますが、非常に辛いキムチでした。自家製だとは思うのですが、深みのある味わいも感じられるのですが、それ以上に唐辛子がたっぷり含まれており、ご飯なしで食べるのはちょっとむずかしいです。
違うお店の例えになりますが、らーめん花月の壺にはいっているニラのような存在に似ていると思います。

こちらがボクチョリのランチです。バリエーションが多く、興味をそそるものが多いです。
チーズ純豆腐チゲなどは、ここのお店でしか見たことがないオリジナルメニューではないかと思います。

福笊籬(ボクチョリ)は昭和通りから見て山手線寄り西側の通りにあります。
入り口が少し小さめに見えますが、店内は奥に深い間取りになっていて大人数でも対応できると思います。



福笊籬(ボクチョリ)
プルコギ定食 880円

東京都台東区上野6-7-9 T.C.第5ビル 1F
営業時間:11:30~23:30
定休日:無休
たばこ:喫煙可