2016年6月30日木曜日

チャムチャムの「パッキーマオ」 800円

時々、無性に食べたくなるタイ料理。入谷方面に素敵なお店があるという情報を入手したので、時間を作ってランチに行ってきました。
タイカレーやガパオも好きなタイ料理ですが、パッタイを出してくれるお店は日本でなかなか見かけないと思いますが、ここのチャムチャムではしっかりパッタイも提供してくれます。


タイ風焼きそばとして有名なのはパッタイですが、それ以外のバリエーションも色々あって悩んだすえに注文したのが、こちらのパッキーマオです。具材がたっぷり、麺がきしめんよりも幅広なのが特徴的です。
言葉の意味は、酔っぱらい炒めらしく、「パッ」が炒める、「キーマオ」が酔っぱらいだそうです。
解釈は諸説あり、酔っぱらいの人でも目が覚めるくらい辛い説、酔っぱらいの店主が適当に炒めた説があるようです。


見た目には全然赤くないのですが、結構辛いです。料理全体に辛さが行き渡っており、麺を食べても野菜を食べてもヒリヒリします。このヒリヒリ感は結構ヤミツキですね。麺の柔らかさと野菜のシャキシャキ感の対比がなんとも面白いです。野菜の香りにそこはかとなくタイの雰囲気を感じます。
パッタイのようなまろやかな感じではなく、スパイシーに振り切ったタイの焼きそばは初めて食べました。これは辛いのが好きな人ならハマるかもしれませんね。

また、注文した料理が出てくるまでセルフサービスでサラダとスープがいただけます。サラダというよりは、レタスですね。
スープの方は、あっさり系の塩味ながらも新鮮な野菜の持ち味を活かしていて、シャキッと歯応えが印象的でした。

こちらがセルフサービスのコーナーです。ひだりからスープ、レタス、ドレッシング、お茶と水になっています。
ドレッシングは、特にラベルのようなものはありませんでしたが、ネット上で調べたところタイ醤油ドレッシング、ナンプラービネガードレッシング、パッキードレッシング、チリソースの4種類あるようでした。

ランチメニューは、テーブルに備え付けられています。中くらいの大きさで、カードのような形になっています。写真のメニューは全体の一部です。

その他のメニューは、お店の表からも確認できます。これだけバリエーションのあるタイ料理店はそうそうあるものではありません。

メニューその2です。こちらのメニューは、ランチではなく終日提供されるメニューのようです。

チャムチャムは、小さいながらも、お客さんに美味しいタイ料理を食べてもらおうという気概の感じられる素敵なお店です。1階が厨房と3席ほどの小さなテーブル、2階には4つほどテーブルがあり16席分入れるようになっています。
入谷駅から大通りを東方面に行くと、通りの左側に見えてくると思います。


チャムチャム
パッキーマオ 800円

東京都台東区入谷1-4-4
営業時間:11:30~14:00 (L.O.13:30)、17:30~23:00 (L.O.22:30)
定休日:月曜日
座席数:19席 (1階3席 2階16席)