2016年6月15日水曜日

鳳凰楼 上野店の「手作り松坂牛肉の焼き餃子定食」 800円

今回は、ランチとしてあまり開拓していない稲荷町方面に向かいました。
伺ったお店は「鳳凰楼 上野店」。東上野に多い中華料理店ではありますが、ひと味違う個性的な中華料理店です。
注文したのは、日替わりランチのひとつ、「手作り松坂牛肉の焼き餃子定食」です。


名前だけでインパクトのあるものを選んでみましたが、一見するとただの餃子定食にしか見えないものが運ばれてきました。餃子については、この後で説明します。
お皿がちょっと多いのですが、右上から時計回りに、お漬物、餃子のタレ、コンソメスープ、餃子、ご飯、グレープフルーツ、メロンジュースとなっています。
ちなみに、メロンジュースは注文直後にすぐ運ばれてきました。(この日の特別サービスだったようなので、他の日にも運ばれてくるかはわかりません)
メロンのジュースというのはなかなか聞きませんが、これは果物をしっかり絞った果肉入の本物のメロンジュースです。味が濃厚で、これはかなり贅沢です。


一般的に餃子と言えば中身は豚肉が大多数だと思いますが、手作り松坂牛肉の焼き餃子は名前通り牛肉が使われています。せっかくの松阪牛をひき肉にするなんて!という気持ちもなくはなかったのですが、口の中ではっきり個性を感じる味でした。
豚肉との比較になってしまいますが、味はどっしりした感じで弾力が強めです。牛肉のつなぎの力が強いせいか、噛み切るのもちょっと意識的にしないと難しい感じ、なんとなく小さなハンバーグを食べているような印象もありました。強い個性ゆえに、皮の印象が薄かったなと食べ終わった後に思いました。他のお店ではきっとなかなか味わえないだろう貴重な体験でした。

セットメニューから遅れて、杏仁豆腐のようなデザートをいただきました。杏仁豆腐のように固くはないんですが、食感はぷるっとしていて、プリンとゼリーの中間のような不思議なデザートでした。レモンかと思っていた果物は、グレープフルーツです。絞ったりはせずにそのまま食べるのがオススメ。
デザートが実質2つ分なので、ちょっとお得な気分になります。

中華料理といえば、コレと言った定番メニューがありますが、メニューはこれだけではありません。

店内の壁には、手書きメニューの数々。写真がないとさすがにちょっとわかりづらいかなーとは思いました。

鳳凰楼 上野店は上野から10分もかからないところにありますが、どちらかと言えば稲荷町寄りです。オフィスの点在する住宅街の中、マンションの1階にある、なかなかユニークな中華料理店です。



鳳凰楼 上野店
手作り松坂牛肉の焼き餃子定食 800円

東京都台東区東上野3-28-4 上野スカイハイツ1F
営業時間:11:00~15:00/17:00~23:00(日曜はランチのみ営業)
定休日:無休
座席数:24席